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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第2章 享受1ー事前準備はスリリング!?
「ち‥‥ちょっと‥‥」
「少し待っていろ」
「ええ、少々お待ち下さい」
「・・・・・・・」
・・・どっちも止める気が無いって・・・
「普段のナリでこの場所は無いだろうよ、お前と違ってこっちは1人暮らしなんだ、買い物くらい来るんだよ」
「そうですか‥‥
ああ、それで此処で売っていると知っていた訳ですね、偶然の確率とは恐ろしいものです」
「生憎とお坊っちゃん育ちも揉まれるんだ、世間を知っていて損は無いぞ?
何時までも箱の中じゃ、見えるもんも見えなくなる」
「そこまで箱の中ではありません、しっかり揉まれるものは揉まれています‥
社長が知らないだけです」
「‥‥例えば函館とかか??」
「・・・社長あなたは・・・」
これ‥‥不味い!
遠藤さんの方が本気で苛ついているよ、函館が何かは分からないけど、止めないと駄目!!
「・・いい加減にしてっっ!!」
「「っっ!!」」
「今言ったはずです、分からないから教えて貰っていたと、勝手に追って来て勝手に喧嘩を吹っ掛けるって、どういうつもりなんですか遠藤さん!!」
「‥‥すみません‥‥
言われる通りです、場所も弁えずは考え無しでした」
「悪い、つい何時もの売り言葉に買い言葉でな、昔からの癖だ癖」
「そうです癖です」