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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第2章 享受1ー事前準備はスリリング!?
「「・・・・・・・」」
な‥‥なんだ今の‥‥
早乙女社長と遠藤主任の揃い踏み、しかも来た早々2人で揉め始めるなんて‥
俺は今、何を見たんだ??
「‥‥櫻井‥‥」
「遠藤主任が社長に突っ掛かる事はたまにあるよ、でもあんなに刺々しいのは俺も初めて見た」
「それを倉ちゃんが止めるなんて‥
しかも社長じゃなく、遠藤主任の車に乗って行ってしまい‥‥‥何がなんだか‥‥」
「‥‥俺も‥‥
倉ちゃんが社長のところに来るのは、たまにはあったけど、遠藤主任と話をしているのすら見た事が無い‥‥のに、気楽に話して簡単に車に乗って行った」
待て待て待て待て!!
一度整理しよう、じゃないと俺も理解し切れないんだよ。
先ずは倉ちゃんが何かが欲しくて、社長がそれを知っていたらしく買い物に付き合っていた‥‥これは倉ちゃんの言葉。
だけど店内のあれは、どう説明するんだ??
次に遠藤主任‥‥
いきなり社長と言い争いを始めたが、倉ちゃんが止めに入り、やっぱり倉ちゃんの言葉じゃないけど、勝手に追って来て勝手に喧嘩という事は、遠藤主任は倉ちゃんを迎えに来た?
社長もそんな事を言った、迎えが来たんだから素直に帰れと。
「‥‥倉ちゃんって何者なんだろう?
社長も遠藤主任も、倉ちゃんを良く知ってる感じだった」
「結城‥‥それに首を突っ込むとヤバい気がする、俺と結城は何も見なかったと普通を貫いた方が良いと思う」