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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第3章 享受2ー祖父が残したもの‥‥
「???
遠藤さん??」
「・・・
社長と一緒というのは流石に‥‥
会長と一緒は何も思わないのに何故でしょうね」
その言葉と一緒に、私は美紀様の腕を掴み引き寄せ、その唇を奪う‥‥少々激しく‥‥
「んっ?
んんっ‥‥あぁ‥‥‥」
「はぁ‥‥美紀様‥‥」
すぐさま舌を伸ばし美紀様の舌を絡み取っり、じっくりと美紀様の口内を堪能しつつも、私の舌だけは美紀様の口内を蹂躙する。
歯列をなぞり、舌の奥まで絡め、どちらの唾液か分からなくなるほど、車内に淫らな水音が響くまで、私は美紀様を責める事を止めない。
「あっんんっ!」
「ちゅっ‥‥‥
‥‥やはり運転席は狭いですね、後部座席に行きませんか?」
「えっ?
‥‥‥はい‥‥‥」
いきなりのキスの余韻に、まだトロンとしている美紀様の瞳‥
その瞳に惹かれつつも、私は運転席から外に出て助手席のドアを開け、美紀様を後部座席と誘導する。
後部座席のドアを開けて丁重に美紀様を乗せた後、私も隣に乗りドアを閉めた‥
そして‥‥そのままの勢いで美紀様をしっかり抱き締める私、遮る物が無くなり密着する身体と身体。
私の胸の中にすっぽりと収まるほど華奢な身体、それなのにキスの余韻か凄くあたたかい身体。
触れる度に私の中の劣情が膨らむのには気付いている、いけないという心と、欲しいという心、私を苛む2つの心‥
その狭間で揺れ動く私は辛く苦しい。