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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第3章 享受2ー祖父が残したもの‥‥



「遠藤さん‥‥外‥‥」


「誰も来ませんよ、こんな場所になど‥
例え来たとしても私は一向に構いません‥
それよりも私より傷付く美紀様を見ている方が、私には辛いのです」


もっとキツくなる遠藤さんの腕に、私は何も出来なくただ抱き締められているだけ。



「優しいですよ美紀様は‥‥
私を含め早乙女邸の全員が、美紀様が好きで信頼しています、そして過去に何があったのか皆気付いてもいます‥
でも誰もその事に触れず嫌う事もしない、それは美紀様の優しさが生んだもの、立場を気にせず誰に対しても分け隔て無く、人の事も自分の事のように考える‥‥心は誰よりも綺麗です美紀様の心は‥‥」


「遠藤さん私は‥‥」


「過去は過去、今は今‥
身体中傷だらけでも、私は美紀様を嫌ったりしません‥
‥‥やはり約束は無しには出来そうにありませんね、私は‥‥今のままが良い」


「・・・・・」


これだけ言っているのに、どうして遠藤さんは‥‥
だけど遠藤さんの本気は伝わって来る‥‥私に向かって本気で話しているのが分かる。


何時ものように私の意思と避ける事無く、真っ直ぐに私を見て本心を語る遠藤さん‥
本当にこのままで良いの?こんな汚い私に縛られていて良いの??
全てを受け止められない私で良いの?


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