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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第3章 享受2ー祖父が残したもの‥‥
朝、少し早く目が覚め、何となく気になったというか、昨晩美紀の帰りが遅かったのが引っ掛かったというのか‥
早く起きたからと、美紀の部屋に行って見れば、まだ照明が点いている様子。
(やれやれ、またかな??)
美紀得意の集中力、今日が日曜な事もあり、久々に発揮したよう‥
軽い溜め息と共に扉をノックし、部屋の中に入って見ると‥‥‥
「・・・流石に今日は潰れたようだね・・・」
目の前にはデスクを枕にして眠る美紀の姿と、そのデスクにはラジカセと散乱するカセットテープ達‥
なるほど、これを聞いている内に眠ってしまった訳だ。
「さて‥‥どうするかね?」
このまま美紀のベッドに寝かせてしまえば、目が覚めた美紀はまたデスクに噛り付いてしまうと思う、それならば美紀を私の部屋に連れて行く方が、確実性は高い。
「美紀‥‥美紀?」
「・・・・・」
軽く揺すっても、起きる気配は全く無し、相変わらず無理をする。
「仕方が無いね‥‥」
起きない美紀をそっと抱き上げ、私の部屋にお持ち帰り‥
そしてベッドに寝かせても、美紀の目が開く事は無いほどの深い熟睡。
「・・このままではね・・・」
多少申し訳無いと思いながらもジーンズを脱がせ、ついでとばかりに上も脱がせてしまい、少し考え私もジーンズを脱ぎベッドに潜り込む事にしてみた。