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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第3章 享受2ー祖父が残したもの‥‥
それには、うーんと考え込んでしまった美紀、男女差だけはどうする事も出来ないが、別の方法もあるはず‥
美紀は実際に米国で体験しているはずだが、何をそこまで悩むのだろうか?
「・・話の間や名は分かるんだけど、それに伴う話し方かな?
一応米国で最低限の基礎心理学はやったんだけど、相手の心理や行動を先読みするのだったら、専門は人間性心理学?」
「細かく分類するのならそうだろう‥
一番現実的な心理、表現力や活動を心理する‥‥だったか、自己現実理論だよ」
「それそれ‥
狭そうで広いのよその理論、私は学術的に習っただけだし、実践したのは米国‥
オーバーリアクションの米国は分かりやすいのよね、日本と全然違う」
なるほど、美紀が考えたのは米国と日本の表現差‥
美紀が実践したのは米国であり米国の心理学、日本には日本の独自性があるのだから米国でやって来た事だけでは通用しない、やはり私以上に細かく考えて来る。
「‥‥違うね、真面目さがウリとは言うが、隠すのも上手いのが日本の国民性、そして集団心理が強いのも日本ならでは‥
一度流行し出したら、猫も杓子も皆同じ事をしたがるのが日本かな」
「私って集団心理概念低いかも‥‥」
「それは私も同じ‥
逆に言えば、集団心理に頼るタイプでは上は務まらないよ?」