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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第4章 享受3-紀永が残していた物
「・・・おや?
珍しい組合わせですね」
えっ?
少し考え事に向いている内に、この休憩スペースにやって来たのは遠藤さん‥
‥‥私は話さない方が良いんだろうね、今の私と遠藤さんでは接点が無い‥‥一応。
「遠藤主任こそ珍しい‥
俺は休憩時間だから、倉原主任が此処に居ないか見に来ただけだったんだが」
「倉原主任?
会長室フロアーでサーバーメンテナンスをしていました、ですので休憩時間後に降りて来るものと‥
私は此処の自販機が買いやすいので来たまでです」
「上のサーバーメンテナンスだったのか、これは戻るまで待つしか無さそうだ、居場所を教えてくれただけ感謝する遠藤主任」
「‥‥いえ‥‥」
ガコンと、遠藤さんが自販機から飲み物を買う音、だけど遠藤さんが此処の自販機を使うとは聞いた事が無い私‥
もしかするとと思うけど、口に出す事も出来ないもどかしさ。
(遠藤さんの過保護っ!!)
後を追われたのは丸わかり、紀永が常々私をと遠藤さんに言っているのは知っているよ、でもこうして堂々と出て来るなんて、私でも思わなかった、大丈夫?遠藤さん??
「・・これは?
こんな場所でやるには、珍しい事をやっていますね倉原さん」
「えっ?は‥‥はあまあ‥‥」