この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第4章 享受3-紀永が残していた物



「急に連絡があり、夕方祖母が屋敷に来る予定です」


「‥‥へっ?
恵美里叔母‥‥‥んんんっ!?」


予想もしていなかった話に、思わず大声で叫びそうになったのを、遠藤さんの手で口を塞がれ、空いている手で静かにというジェスチャーをしてる‥
それにしても、この狭いスペースでこれは‥‥遠藤さんと私の距離、約20㎝弱。



「‥‥落ち着きましたか?」


「・・・・・」


首を縦に振れば、塞がれた手は離してくれたけど、誰かに見られれば誤解されそうなこの状況、早く話を聞いて離れたいよ。



「どうして来るのか、私も理由は聞かされていません‥
ですが祖母の方が呼ばれたらしいのです、そして祖母ですから何があるのか、私でも全く分からなく、こうして先手を打って話をしに来たのです」


あ、そうだ‥
恵美里叔母様と言えば、早乙女きってのトラブルメーカー、遠藤さんもそれを警戒しているんだ、だから無茶をしても私に直接話をしに来た‥‥理由が分かれば納得。



「それと今日は上に上がらず、真っ直ぐ帰るようにと伝言を受けています」


「要するに共犯な訳ね‥‥
帰るまでには心の準備くらい付けて置くから」


「出来ましたら‥‥
見られるのも不味いので、私はこれで本当に行きますが、不安でしたら一緒に帰りますか?」


「うんん大丈夫、わざわざありがとう」


「‥‥‥いえ‥‥‥」


/127ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ