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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第2章 享受1ー事前準備はスリリング!?



「先ずは私の部屋に行こう美紀」


「???」


紀永は何を考えたの?
流石に私でも、紀永の突発的行動は読みにくいのよ意外性が多すぎて‥
取り合えず紀永の部屋に行って、紀永がした事は寝室にある端末を立ち上げ、何処かに繋いでいるよう??



「手軽な実践から‥
これは私が持っている株式関連だが、これで取引に手を出して見ると良いよ」


「へっ?
いきなり株取引ーーっ!?」


い‥‥いきなり過ぎると思わない紀永!



「これは私のというより父が残した物でね、なし崩し的に私が引き継いだが、個人的には株取引には興味が無いと、うちの秘書に丸投げ状態だから、収益は気にしなくて良いよ‥
今は株取引もアプリ化時代だから、これだったら本当の空き時間に出来ると思わないかい?」


「丸投げって‥‥
でも確かに空き時間で出来る範囲かなぁ?」


仕事の休憩時間や会長室、流石に運転中は無理だけど、少しの時間でやる事は出来ると思う。



「では美紀のタブレットに登録してしまおう、後は美紀次第‥‥どうなるだろうね?」


「その前に現状を見たいんだけど‥‥」


「それもそうだ‥‥おいで美紀?」


「‥‥‥また‥‥‥」


そこそこに広い椅子だけど、紀永は自分が座り私を膝の上に乗せるのがお気に入り、今日も捕まって膝の上に乗せられてしまった‥‥もう!!


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