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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第5章 享受4-またもやニアミス
(あっておかしくはない話だというのに‥‥)
あの時、社長を置いて立ち去ったのは私であり、その後に何があったとしても私は立ち入るべきでは無い‥
頭では理解していても、心というのは思うように付いていかないもの。
(相手が社長というところに動揺しているのでしょうか私は‥‥)
独身なれど、あまり女性という話を聞かない社長‥
全く無いとは言わない、風の噂的にセフレ程度は居ると聞いた事ぐらいはある。
だがリュカが、社長のセフレの仲間入りをするとは思っていなく、なおかつ普段はお世辞でも仲が良いとは言えない社長、そこに引っ掛かりを持つのだろうか??
「揃ってというのは珍しいな?」
「うちの祖母の差し金で、美紀さん連れで外にでもという話になってしまった、これが理由です」
「姉が原因なのか?
これは本当に珍しいものだ」
「‥‥さあ‥‥」
私からは余計な事は言わない‥
ただ祖母が遠藤家として関わっている、その程度の情報提供は良いだろう、身内にあたるのだから・・・