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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第5章 享受4-またもやニアミス
「ああ‥‥今丁度どうして来ているのか説明を聞いていたところだった」
「そうか‥‥
深い意味は無い、ただ食事の為に来ていたそれだけの事だ」
「‥‥なるほど‥‥
ただの食事な、ではそれで済ますとしよう」
「相変わらず物分かりが良くて助かる‥
それで、そちらの女性は?
社長が女性となども聞かない話」
・・えっ?
会長が私の方に目を向けた??
「彼女はリュカ・泉‥‥
最近早乙女主催のチャリティーで、ピアノ演奏を担当してくれているピアニストだ」
「リ‥‥リュカ・泉です早乙女会長」
「ほう‥‥
腕は確かだと聞く、主催チャリティー頑張りたまえ」
「はい、ありがとうございます」
「・・・・・」
会長から声を掛けられた時、お嬢様がチラリと私の方を見た?
でもそれは一瞬で、後は伊織と何かを話しているよう。
「数年振りのニアミスか、またを期待している社長」
「何度もは御免被りたいところだ会長」
「‥‥どちらでも‥‥」
そう言い残して、早乙女会長達は行ってしまった‥
会話からしても雲の上、そして行ってくれてホッとしている私。
出来るなら二度は会いたくない、私の方が辛すぎるもの・・・