この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第5章 享受4-またもやニアミス
「大丈夫だそうです」
「そうか、伊織はどうするね?」
「私は‥‥早乙女邸に戻ります‥
朝お迎えに‥‥」
「そうか‥‥
行こう美紀」
「はい、では伊織さん」
「楽しい夜を美紀さん」
形式通りの挨拶を交わし、遠藤さんと別れ私と紀永だけで最上階の特別室へと向かった・・
「どういう風の吹き回しだい美紀?」
特別室に入れば紀永も通常会話、この手の切り替えは紀永が一番上手い‥
というより慣れ?
「‥‥朔夜叔父様と一緒に居た女性、遠藤さんとどんな関係?」
「またストレートに来るね」
「多分朔夜叔父様達は食事だけだと思うから、手っ取り早く聞いて見たの」
私の勘が当たりだったら、私ってとんでもない事をしてしまったかも‥
そう思ったら、紀永に超ストレートに聞いてしまった。
「遠藤とか‥‥
某らあったのは確からしい、ただ遠藤の方が彼女を振ったと、朔夜叔父からは聞いていた」
「やっぱり知っていたんだ」
「偶々当日に朔夜叔父に電話してしまい、やむ無く話したが正解じゃないのかな?」