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オネエ様の城
第4章 インディーズバンド
「次の曲の事 真剣だから考えといて

また連絡する。」

ナキラは涼真の肩をポンと叩きジャケットを羽織り

出て行った。

「俺の気は変わらないから。他あたって。」

涼真の言葉をよそにドアは閉まる。

「ナキラと仕事するの?」

「んな訳ないだろ。」

「なーんだ。」

涼真は髪をクシャッと掻き上げる。

「…助かった。流されそうだったから」

「ごめんなさい…」

「聞かないのか俺らの関係?

憧れのナキラ様だったんだろ?」

そりゃ ショックだよ…

「頭が追いつかなくて

あんなに遠い存在だったナキラがいて。」

それよりも私は欲求不満だったのな

さっきの二人の光景は美男すぎて絵になりすぎてた。

何ならもう少し見ていたかったくらい。

美系が揃えばこんな風になるのね。

私も下着の中がじんわり熱いの…。

恥ずかしかった…

今のこんな一瞬でこんなに興奮してるなんて。

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