この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しき俺の半身
第2章 星桜という女



星桜の艶やかなピンク色のふっくらとした唇に唇を重ねる。

キスをする時は目を閉じろと教えた。

柔らかい唇を喰むようにして星桜の口を開ける。

星桜がおずおずと舌を出す。

これも俺が教えた事…。

その舌をくすぐるように舌先で舐めてやる。

ビクンッと身体を震わせる星桜の背中を撫でながら星桜とキスを続ける。

舌と舌を絡ませて唾液が上手く飲み込めない星桜が涎を流す。


「っんはぁ…。」


息をするのにも必死な星桜…。

頬をピンク色に染めて可愛く身体をくねらせる。


「星耶…。」

「ん?」

「星耶…、大好き…。」


星桜の涎を親指で拭ってやる。


「絶対に星桜から離れないから…。」


星桜を強く抱きしめて星桜に必ず約束をしてやる。

俺の星桜…。

俺の半身…。

本能的に星桜を自分の一部だと感じる。

多分、一卵性双生児だからだろう。

星桜もそれを感じている。

だから俺からは離れようとはしない。

そうやって、時間がある限り星桜と抱き合って過ごした。

他の人間は必要ない。

星桜と俺だけの暮らしが出来ればそれでいい。

夕食を食べて片付けをする。

夕食にはたっぷり1時間の時間をかける。

星桜はシチューをお代わりした。

と言っても星桜は猫舌で熱いとなかなか食べられないから早く冷めるように小さな子供が使うような小さなお皿に分けて食べる。

結局はお代わりをしても食べた量は俺よりも少ない。

それでも今日はよく食べた方だからと安心をする。

なかなかご飯を食べられない星桜に苛立つ母親は星桜にいい加減な食事しかさせなかった。

適当なスナック菓子を与えて


「お腹が空いたら勝手に食べなさい。」


という態度だった。



/60ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ