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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第3章 目覚め
深い闇から掬い上げられたような目覚めだった。
って…ここはどこ…
今日は…何日…
見知らぬ部屋で目覚めた私は驚いた。
デジタル時計が日付を示す。
っえ…月曜日の昼…まずい…会社…
っ痛っ…
腕に点滴が刺さっていた。
「ようやく気づいたようですね。」
カチャリとドアが開き、この部屋の主と思われる男性が入ってきた。
っあ…っ…
「まだ横になっていてくださいね。」
男性は点滴のチューブが絡まないようにしながら、私を寝かせる。
優しい顔…
会いたかった顔がそこにあり動揺した。