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アゲマン!
第3章 更に深まる謎



「別に店には用はない。用があるのは川中 沙那という女にだけだ。お前が川中 沙那なんだろ?」


冷たい目をした男が冷たい声でそう言うと沙那の腕が折れるんじゃないかと思うくらいに強く乱暴に沙那を店の前のエレベーターホールになる壁に押し付けた。


「イヤッ!なんなんですか!?」

「騒ぐなよ。お前には確認をしたいだけだ。」


沙那が逃げようとしても男が無理矢理に沙那に身体を押し付けて来る。


「止めて下さい!」

「騒ぐなって意味がわからねぇ馬鹿女かよ?」


何故、見知らぬ男にそう言われているのかが沙那にはわからない。

ヤダ…、怖い…。

気丈な沙那もさすがに男の力には勝てないと感じるから恐怖しか湧かなかった。


「嫌だと言っている言葉の意味もわからない馬鹿男かよ?」


男の背後から別の男の声がする。

沙那を押さえ付けていた男が驚愕の顔をすると沙那を掴んでいた男の手が緩んだ。


「助けて!」


沙那は冷たい男から逃げ出すともう1人の男にしがみつくようにして抱きついていた。


「ああ…、任せろ。」


沙那が助けを求めた男は沙那と待ち合わせていた男だ。

いつものミリタリージャケットからはタバコの匂いがする。


「誰だ?お前…。」


冷たい男がそう言った。


「川中 沙那のボディーガードに川中 理奈に雇われててる男だ。」

「…。」

「無茶をしてレイプをする馬鹿が出る危険性は予知済みって事さ。」

「失礼だな。誰もそこまではするつもりはない。」


そんな風に沙那に理解が出来ない会話が続いた。

この人達…何を言っているの?

ミリタリージャケットの男にしっかりと抱えられながら沙那は色々と考える。

母親に雇われたとこの人は言った。

それはレイプをする人が出て来る可能性の為…。

私…、レイプとかされちゃうの!?




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