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アゲマン!
第5章 可愛げのない謎
夜になり、いつものようにパジャマを着て美春と沙那のベッドに入る。
美春が沙那の家に泊まるのは小さな頃から当たり前の事であり、その為にと沙那の母親は沙那のベッドはダブルにしてくれている。
「ねぇ、沙那?」
「ん?」
「沙那のアゲマンって男性だけなのかな?」
「それは…。」
確かに興味はある。
「試す?」
「どうやって!?」
そりゃ、美春とは裸の付き合いは当たり前で女子高ならではの胸の揉み合いのふざけっ子などは普通にして来た関係だ。
「沙那が感じれば感じた分、願いが叶うんだよね?」
「そうらしいよ…。」
美春の手がもう沙那のパジャマの上から胸をまさぐり始めていた。
「美春…。」
「沙那も…。」
「いいの?」
「そういう趣味はないけど、お互いでオナニーだと思えばいいんじゃない?」
「そうだね…。」
美春だから出来ると思う。
そう思う沙那も美春と同じように美春の胸をパジャマの上から撫でていく。
「願いはとりあえず明日の万馬券?」
美春が冗談っぽく笑う。
「勝ったら奢ってよ。」
そう言いながら美春と沙那はそっと口付けを交わしていた。
沙那だって、年頃である以上はオナニーは経験がある。
されど沙那がオナニーをしたからといって、沙那に幸運が訪れるという経験が今までになかった以上は、幸運が訪れるのはあくまでも沙那を感じさせた相手だけという事だ。
それは男性に限るものなのか?
それとも沙那が恋愛対象とした全ての人物に該当するものなのか?
その好奇心と今は相手が美春であるという事で沙那は美春と口付けを交わしながら、性の快楽を今しばらく楽しむ事にした。
「これ…、感じる?」
「うん、美春は?」
「気持ちいいよ。」
「私も…。」
パジャマの上からお互いの乳首を撫で回し感じ合う。