この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
secret 
第22章 フェス事件




涼said


もうそろそろ終わりかー・・。


結城は真っ白なワンピースに身を包み最後に出て来て歓声を浴びる・・。



アイツスゲーな・・。



俺らの前を通りすがるとき・・俺らを見て笑うんだ。



泣き虫だったあのチビが・・(笑)度胸ついたなと実感した。


ランウェイの先まで行きポーズを決めた時・・結城の表情が変わった。



「・・・・・・・・」



ん・・・???



観客席の丁度結城の目の前だった・・・



真っ白な煙が沸き・・・・



みんな演出かと思ったのか・・・



一瞬盛り上がり・・でもそれは違う。



直ぐにその歓声は悲鳴に変わった。



その煙の中から何かが飛び出し・・・結城を覆った・・・!!


俺が立ち上がると祐司も同時に立ち上がって・・



結城はその場で倒れ込み観客席は大パニック!



「結城!!!」



きゃぁぁーーーーーッ!!!



結城の目の前で手を振っていた観客たちが倒れ込み・・結城も動かなかった。



俺と祐司はVIPの柵を飛び越え・・奥から美佳ちゃんが走ってきた。



「結城!!結城ッ!!」



大爆音はそのまま・・・俺と祐司は舞台に上り結城を抱き上げると・・



「顔ッ・・!!顔がッ・・・」



両手で顔を覆って結城が泣きながらそう言った。



「アイツだ!犯人はアイツだ!」



下に居た若い子たちが逃げて行く黒い影を指さした。



美佳ちゃんも舞台に上がり直ぐにタオルで結城の顔を隠した・・。


俺の服も・・祐司の服も・・美佳ちゃんの手もタオルも・・・・・・・・


結城の顔も・・・・・。




真っ赤に染まった。



















/532ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ