この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
secret 
第22章 フェス事件





生臭い匂いが残る舞台。



結城を抱き上げ舞台を降り奥の控室に連れて行った。



「結城ッ!大丈夫ッ???」


美佳ちゃんやスタッフが声をかけ・・結城はタオルの中で何度も頷いた。



控室に入ってタオルを外すと・・結城の顔は真っ赤。



一瞬結城の血かと思うくらいリアルに・・・。



直ぐに祐司がその液体を指に付け舐めた。



「・・・・・動物の血ですね・・・・・変な薬品ではない・・・」



・・・・・・・・。



直ぐにスタッフが濡れタオルで結城の顔を拭き・・・傷が無い事を確認。




「美佳ッ・・・美佳・・・」


結城は俺の腕を掴みながら美佳ちゃんを呼んだ・・。



「なに?・・・痛いとこ無い???」



美佳ちゃんがそう言うと・・・



結城は泣きながら・・



「お客さん・・・お客さんも何かスプレーでかけられたの・・・」



・・・・・・・。



すると・・・



バンッ!!!



控室の扉が開き・・・




「観客席の方たちは強いミストスプレーだったみたいで何も害はなかったようです!!」



スタッフがそう言いに来た・・・。


結城は少し安心したような顔をし・・美佳ちゃんの腕を掴んだ・・。



「結城・・・今日はよく頑張ったよ(笑)・・・もう今日は終わりにしよう??」



美佳ちゃんがそう促すと・・・結城は首を横に振って・・



「後1着だよ・・・・最後までやりたい・・・」



・・・・・・・。



/532ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ