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secret 
第25章 逢いたい






ガチャッとドアを開けて・・・



凛は足を下ろした。



「淳・・・ごめんね・・・」



・・・・何が?



煙を吐き返事をしないでいたら・・・



バンッ・・・とドアが締められて・・・・



凛は行ってしまった。



俺・・・



何してんだ。



サイドミラーを見ると・・・凛は向こう側に渡り・・・小走りで小道に入って行く。


・・・・・・。



タバコを灰皿に押し潰し・・・



車を降りた。




なんなの?



あの女。



何がごめん?



ふざけんな。



道路を渡り早歩きで凛が入って行った道に入るともう直ぐそこに凛がとぼとぼ歩いていた。



後ろから肩を掴むと・・・



「きゃぁっ!!!!!」



スッゲー・・・悲鳴。



思わず手を離すと・・凛はビクビクしながら俺を見た。



「・・・悪い・・・そんなビックリすると思わなかった・・・」



凛は口に手を当て・・・その手が震えてるのが分かった・・。



「淳・・・・・」




・・・・・。



凛の震えた手を・・・触ると・・・




昔と変わらない・・。



綺麗な手は・・やっぱり冷たい。




「一緒に帰ろう・・・(笑)」




俺が言うと・・・凛は下を向いた。



・・・・・。



「凛・・・」




凛の綺麗な涙は・・地面にポタポタと落ちて・・・




・・・・・




頭を自分の方に寄せて・・




懐かしい・・凛の香り・・。




「淳ッ・・・・・・」



ギュッと俺のTシャツを掴んで顔をグッとつけてきた・・。




「あぁ・・ごめんな・・一緒に帰ろう・・・(笑)」



うん・・うん・・って何度も頷く凛を・・俺はギュッと抱き寄せ・・・



車まで歩いた。




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