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第29章 貴方が大好きな場所





涼はその物件を口約束で一旦契約し・・・。



トミオジーとはお別れをした。



車を運転しながら・・・涼は口を開いた。



「結城は料理得意なんだよな??(笑)」



・・・・・・え・・・・????(笑)



「・・・好きだけどー・・・美味しいかどうかは・・・(笑)」



「お前の母さん料理研究家で料理の先生だったもんな(笑)」



・・・・・・。



確かにそんな事言ってたっけ・・・・・。



私が涼の顔を見ると・・・。



「お前はお袋さんにそっくりだよ(笑)」



・・・・・・・。



そうなんだ・・・。



「お母さん・・・何が得意だったんだろう・・・。」



「俺ね、・・・東京遊び行った時何度かお前の家にご飯食べに行ったけどー・・・(笑)」



「えっ?!(笑)」



「行った行った!!(笑)和洋中なんでも美味かったなー・・唐揚げとかメチャ美味くってマジリクエストしてたし!!」



へぇー・・・(笑)



「今度唐揚げ作って???(笑)」



涼は舌を出し笑った。



お母さんは・・・料理研究家だった・・・。



私も物心ついた頃から料理は好きでよく作ったっけ・・・。



お母さんに・・・似てるんだ・・・。




初めていわれた・・・。



なんか・・。



嬉しい・・・//////



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