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「ネガティブ」のバイブル
第3章 Gメン…いや、G以下メン
そこには、タオルをくわえ、両手が縛られた状態で仰向けに寝転がる男子生徒と、それを見下ろすように立つ、掃除機を持った女子生徒がいた。
「ちゃんと言いなさいよ。何を、どこに、どうしてほしいの?」
掃除機の空気を吸い込む音にも負けない声で、女子が言った。
「それを…」
「え?なに?聞こえないわねぇ」
「その掃除機を僕の股関に当てて思いっきり吸引してください、女王さまっ!!」
男子は、今度は先ほどよりも数段声を張り上げて懇願した。女子は満足げに笑む。
「よろしい。ただし、弱でね。あなたにハイパワーは贅沢よ」
そう言って女子は、手元のスイッチを切り替える。掃除機の音は、はっきりと小さくなった。
「そんなあっ」
「ほら」
変わらず笑みを浮かべる女子は、T字型ノズルのついていないホースの先を、寝転んだ男子の股関に当てた。男子は瞬間ビクリとし、悶える。
「アッ…!変な感じ…でも気持ちいいっです、うぅっ!女王さま…っ!!」
「ふふふ、たったこれだけで淫らに喘いじゃって。醜いゲスね。さらにこうしたら、どうなるのかしら?」
ほらほら、とグリグリ押し当てる女子。いや、女王。
「あああんっ!女王さまぁっ!はっアッ、あっ!」
「…あんた声でかいのよ。静かにして」
女王は男子のくわえたタオルをさらに押し込んだ。
…未知の世界だ。
俺は行きと同じく、コソコソとその場をあとにした。
「ちゃんと言いなさいよ。何を、どこに、どうしてほしいの?」
掃除機の空気を吸い込む音にも負けない声で、女子が言った。
「それを…」
「え?なに?聞こえないわねぇ」
「その掃除機を僕の股関に当てて思いっきり吸引してください、女王さまっ!!」
男子は、今度は先ほどよりも数段声を張り上げて懇願した。女子は満足げに笑む。
「よろしい。ただし、弱でね。あなたにハイパワーは贅沢よ」
そう言って女子は、手元のスイッチを切り替える。掃除機の音は、はっきりと小さくなった。
「そんなあっ」
「ほら」
変わらず笑みを浮かべる女子は、T字型ノズルのついていないホースの先を、寝転んだ男子の股関に当てた。男子は瞬間ビクリとし、悶える。
「アッ…!変な感じ…でも気持ちいいっです、うぅっ!女王さま…っ!!」
「ふふふ、たったこれだけで淫らに喘いじゃって。醜いゲスね。さらにこうしたら、どうなるのかしら?」
ほらほら、とグリグリ押し当てる女子。いや、女王。
「あああんっ!女王さまぁっ!はっアッ、あっ!」
「…あんた声でかいのよ。静かにして」
女王は男子のくわえたタオルをさらに押し込んだ。
…未知の世界だ。
俺は行きと同じく、コソコソとその場をあとにした。