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「ネガティブ」のバイブル
第5章 天使が舞い降りました
そんな茉莉の様子がすごく愛しくて、思わずまた口づけた。

「ん……」
びっくりしたようだったが、やがて目を閉じる彼女。

「好きだ、茉莉」
一旦離し、愛の言葉をささやく。そしてもう一度キスをすると今度は中々離さない。

角度を変え、長い口づけを交わす。そのまま舌を入れ、相手の舌と絡め合わせると、お互いたどたどしく深いキスを続けた。

そしてそのまま、学級旗の上にゆっくりと押し倒す。すると、茉莉がびっくりして目を開けた。

「あ…嫌かな?」

「ううん、市野くんなら…いいよ」
消え入るような声の彼女に、初めてだから慣れてないけどごめんね、でも優しくするから、と声をかけた。

馬乗りの状態で、ブラウスの裾から手を差し込み、腰を撫でる。ゆっくりゆっくり上へと滑らせていき、下着の上から胸を揉む。

「ん……」

ブラジャーをずらして直接胸に触れると、思ってたより大きくて、柔らかくて、肌はびっくりするほど滑らかだった。

「感じる?」
ささやくように問いかける。揉みあげながら、時折突起をいじってみると、彼女の身体がひくついた。

「あッ…ん、うん…」
息を荒げながら、なんとか答える茉莉。実は、俺も余裕がなくなってきていた。
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