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妹の志保がスキモノの件
第8章 それから五年経って。
常連の客達が勝者はどちらかとざわつく。
内バンクで応援していた志保は胸で手を組み祈る
その中、場内の各ディスプレイに写真判定の画像が映る。志保はその画面を見れなかった。目を閉じ手を組み祈るだけだった。
そして場内に放送が流れる。
「本開催いわき平F2 優勝戦。決定!1着 7番…」
トウゴの優勝が告げられた。
やったー!志保は飛び跳ねた。嬉しさの後に涙腺が緩む。
「本当よかったよ…」
それしか言葉が出なかった。
「本当ー!トウゴ君の優勝なの!」電話の向こうでも喜びの声が分かる。
内バンクで応援していた志保は胸で手を組み祈る
その中、場内の各ディスプレイに写真判定の画像が映る。志保はその画面を見れなかった。目を閉じ手を組み祈るだけだった。
そして場内に放送が流れる。
「本開催いわき平F2 優勝戦。決定!1着 7番…」
トウゴの優勝が告げられた。
やったー!志保は飛び跳ねた。嬉しさの後に涙腺が緩む。
「本当よかったよ…」
それしか言葉が出なかった。
「本当ー!トウゴ君の優勝なの!」電話の向こうでも喜びの声が分かる。