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妹の志保がスキモノの件
第6章 日常の中で
トウゴは予備校を終えバイトに向っていた。
琴音の態度め気になるがなんかもう一つ気になる事があるのだがそれが何だか思い出せない。
えーと何だっけ?何だっけ?
バイクのべダルを漕ぎながら懸命に思い出す。

………そうだ!バイクのベッドライトの電池だ!

愛用のバイクのLEDのヘッドライト。電源は四本の単四電池だ。それが切れかかっていた。
夜間に電池切れになったら危ないし、警察官に見つかればうざったい。
一度止まりスマホのディスプレイを見る。
「まだ家に帰ってもバイトに間に合うな…」
そう言うとバイクをUターンさせる。
予備の電池を取りにいくために。
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