この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢…獏の喰わぬ夢
第8章 変化

彼女の手がぎゅっと僕の手を握る。本当によく僕の心がわかっている。

僕も気にすることはないと、握り返して教室に向かう。


そこから先はいつもの通り、
僕が隣で退屈だろうがお構いなしで、彼女は夢の世界にいってしまった。

僕はバイト代の計算をしていた。
平日だけ、何かあって休んだとしても、軽く5万円は超える。

プレゼント、デート、余裕で賄えるだろう。


彼女は喜んでくれるだろうか。
彼女との時間を潰さなければ、怒りはしないだろう。

その前に、デートって?
彼女が好きな事、夢を見る以外に喜ぶこと、喜ぶプレゼントって何だろう。

それとなく聞き出せるだろうか。

僕には考えなければならないことが沢山あって、講義など聞いている余裕はなかった。

ランチタイムになる、彼女が帰還し話しだす。

「最初に行った公園に行ってみない?少しは景色が変わったかしら。」

「いいね。いってみよう。」

そう、最初謎だらけの彼女に不安を覚えながら行ったきりだった。
ほとんど景色なんて覚えていない。

景色が変わるほど日は経っていなかったが、行ってみたくなった。


/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ