この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢…獏の喰わぬ夢
第8章 変化

「帰らなくても何も言わないと思うな。
君がいるなら、ここにいたい。いいかな?」

「もちろん。夏休み待ち遠しいわね。」

学校が無ければ、彼女と好きなだけ一緒にいられる。
僕はそれが何より嬉しかった。

週末の予定も決まって、彼女が行きたい美術館と山登りの計画の為に図書館に行くことになった。

喫茶店は本当にいい店だった。

落ち着いて話せるし、長居しても追い立てることもなかった。
僕達は暗くなり始めるまでそこにいた。

彼女を家まで送ろうと思ったが、
「まだ遅くないから大丈夫。」
と断られてしまった。

別に家に上がり込もうとは思ってないのだが、何か彼女との隔たりを感じた。

彼女には僕に知られたくない秘密がありそうだった。

しかし、無理強いすることでないし、少しずつ彼女のことを理解していこう。
そんな風に自分に言い聞かせた。

駅を出て、いつもの習慣でコンビニに立ち寄った。

着いてから、奥さんが寄るように言っていたのを思い出した。

店は若い女性が担当していた。

声を掛け新しくバイトに入った者だと挨拶すると、
奥さんが待っていたことを告げられた。


/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ