この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢…獏の喰わぬ夢
第2章 獏

午後は、週に一度だけ、彼女と別の講義を選択している。それ以外は全て同じなのに…。

「あなたが居ないから席探しに手間取るの。」

「その講義だけ頼んでる奴は居ないのかい?。」

僕の嫉妬心の溢れ出した言葉だ。
何で[奴]って男と決めつけた呼び方なんだろう。

彼女は僕の心の中を読んだのか

「そんな可笑しなこと頼めるのあなたしか居ないわ?
あなたですら、最初、何だこの変な娘って顔してたわよ!」

「確かに週に一度では、誰に話しかけるか迷っちゃうよね。」

急に恥ずかしくなり、はぐらかした。
そして、今日は忘れずに明日も一緒にランチする約束をした。

いつも用意させて申し訳なかったが、彼女が二人分作る方が張り合いがあるというので、甘えることにした。

彼女と別々の教室に分かれて、すぐに彼女に会いたくなった。

先週もその前も謎の隕石がいなくなりホッとしていたのに。

淋しさを覚えた僕は、さっきの彼女の言葉を思い出して、一部を取り出して、都合よく解釈して喜んでいた。

いつの間にかうたた寝していたようで、夢の中で彼女と先ほどの会話の続きを、
つまり、夢をコントロールするコツを訊いている。
/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ