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夢…獏の喰わぬ夢
第5章 夢の中
彼女がこっちに来る、とりあえず椅子に座るように勧めようか。
途中で彼女の足が止まる。金縛りにあったみたいに僕の体は動かない。
彼女が手を伸ばし部屋の明かりを弱めた。
「私を見て欲しいの、ちゃんと…」
言いながら彼女はブラウスのボタンを外しだした。
返事の代わりにゴクリと唾を飲む音がしてしまった。
「この前は嵐の出来事のように過ぎてしまい、きちんと挨拶もせず帰ってしまった。
今日は私を見て受け止めて欲しいの。」
彼女は言い終わるまでにブラウスを脱ぎキャミソールになっていた。
僕は、頷くのがやっとだった。
「そこにいてね。」
僕はベッドに腰掛けたままだし、金縛りはまだ続いていた。
彼女がスカートのホックに手を回した時、ブラジャーから、美しい胸の一部がのぞいた。
そのブラジャーもするすると落ちて、美しい胸が凜としていた。
パンティーも…、かがんた時に胸はその重さで揺れた。