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僕だけの母さん
第3章 再び
食事を終えた僕が2階の自分の部屋に戻ろうとした時も母さんはまだ加藤に付き合って食堂のテーブルに座ったまま、ビールを注いでやっていた。

(くそっ、くそっ・・!)

加藤のお陰で、母さんと一緒に寝るという僕の計画は中止せざるを得なくなった。

僕は心の中で何度も加藤を罵ったのだった。




2階に戻った僕はさっそくパソコンのスイッチを入れ、加藤に悪戯されて顔を赤らめていた母さんの色っぽかった横顔を思い出しながらオナニーを始めたのだ。

オナニーをしながら、ハッと気付いた。

(待てよ・・?もしかしたら、加藤の奴、今夜も母さんを・・?)

間違いない!

加藤がこんなチャンスを逃す訳がない!

いや、初めから母さんを抱くつもりで来たのか?

こんな事に気づかなかった自分を罵った。

だが、それはとりもなおさず、また母さんが加藤に抱かれて女の本性をさらけ出す姿を見れるという事だ。

そう思った途端、さっきまでの投げ槍だった気持ちがガラリと変わり、更なる興奮に包まれた僕だった。







「母さん、何だか今日は疲れたから早く寝るよ!風呂もいいや!」

そう告げる為に階段を降りていった時、母さんと加藤はまだ食堂のテーブルにいた。

「あら?そうなの?具合でも悪いの?」

母さんが心配そうに腰を上げる。

「大丈夫だよ、きっと勉強のし過ぎだよ!今日早く寝て明日からまた頑張るから!」

「少年、あんまり無理すんなよ!」

加藤が憎らしい笑顔で声をかけてきたが、僕は返事をしないで階段を上がっていった。










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