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僕だけの母さん
第4章 欲望
僕は更に悪戯を続けた。

まず自分悪戯を続けたソファに座り、膝の上に母さんのお尻を載せるようにしたのだ。

「あっ、しょ、翔ちゃん・・もう大丈夫だから・・」

母さんは居心地が悪そうに僕の膝の上でもじもじしながら、僕の腕の中から逃げようとしていた。

「ダメダメ!だって本当に具合が悪そうだから、少し横になった方がいいよ」

僕は母さんの言う事には耳を貸さずに悪戯を続けた。

「嫌・・やめて!」

母さんは胸を揉まれている事を言っているらしかった。

加藤には何をされても許していたくせに・・

僕は次第に凶暴になっていく自分を感じていた。

母さんの顔を捻って僕の方を向かせて、驚いたような顔をしている母さんにいきなりキスをしたのた。

「ん・・?んんっ・・!」

母さんは目を丸くして突然の凶行に及んだ僕を見詰めた。

僕は何とかして母さんの唇を開かせようとしたが、母さんは断固として僕の舌の侵入を許さなかった。

「はあ、はあ・・な、何て事するの?」

その目は明らかに怒っていた。

「あ、ご、ごめん・・」

自分でも抑えが効かなくなっていた僕は母さんに謝った。

「もう、こんな事しちゃダメよ!」

母さんは怒った口調でそう言うと僕の膝から降りて、さっさとキッチンに向かった。

バツが悪かった。

母さんは脅迫状を見て顔色を青ざめさせていたけど、僕には容赦はなかった。






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