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僕だけの母さん
第4章 欲望
僕は母さんに最初の指令を出した。

母さんにすれば、あまりに簡単な指令だった筈だ。

『朝7時45分発の上りの電車に乗れ!行先は〇〇駅だ』

これだけだった。

朝の混雑する満員電車に乗って5つ先の駅まで行く事。

ただそれだけの指令に何の意味があるのか?

母さんは戸惑っているに違いなかった。

でも、脅迫状を送っただけであれだけ動揺したのだから、きっと指令に従う筈だった。

その電車に何が待ち構えているかも知らないで・・






その日、僕はいつもより少し早く家を出た。

例の電車に乗る為だ。

母さんも朝から忙しそうだった。

僕と同じ電車に乗る為に・・

駅は僕の家から徒歩で20分位の所にある。

僕は駅まで行くと切符を買って物陰で母さんを待った。

今日は学校が創立記念日で休みなのだが、母さんはその事は知らない。

僕は学校に行っていると思っているだろう。

少し待ってると母さんがやってきた。

家から早足できたらしく、息を切らしているようだった。

ばっちり化粧を施しているようだったが、着ている服は普段着のままだった。

余所行きの服に着替える時間がなかったのだろう。

僕は切符を買って改札を通る母さんの後を追った。

少し間を空けて。

プラットホームに移動すると、案の定、混雑していた。

僕は母さんに近付き過ぎず、離れ過ぎず尾行した。

すぐに電車がやってきた。

この駅で降りる客は少なかった。

母さんも僕も流れに乗って電車に乗り込んだ。

ここからが問題だった。

事を進めるには母さんの背後に陣取る必要があった。

僕は人を掻き分けて、苦労してようやく母さんの後ろに陣取る事ができた。

回りから押されて嫌でも母さんの体に密着してしまう。

母さんはシートに座っている老婆の前に吊革に掴まって立っていた。

身長の低い母さんには吊革に掴まるのは大変かと思ったが、シートの前の吊革は他の場所の吊革より低い位置に設定されていた。

僕は回りの人間に注意しながら、さっそく悪戯を始める事にした。

さっそく棒状のバイブレーターをポケットから取り出してスイッチオン!

電車の音にかき消されて聞こえないが、バイブレーターは強力な振動を示して母さんに襲い掛かった。









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