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僕だけの母さん
第4章 欲望
一瞬、母さんの体がビクッと震えた。

何事か?と驚いた母さんは後ろを振り返ろうとした。

僕は慌てて反対側に身を反らす。

(後ろを振り返ろうとしたら罰としてレベルを上げちゃうよ♪)

僕はレベルを一つ上げて母さんのお尻にバイブレーターを押し付けた。

母さんの体が更に大きく弾む。

それが満員電車ならではの単なる押し合いへし合いではない事を母さんはすぐに理解したようだった。

だが、この超満員の車内ではどこへも逃げ場がなかった。

それにこれが脅迫状と何らかの関係があるのだろうか?と勘の良い母さんなら推測していた筈。

そう察した様子の母さんは僕の悪戯を甘受する覚悟を決めたらしかった。

(そうそう、母さんは秘密を握られてるんだからね♪大人しくしてなよ♪)

バイブレーターの先端をスカートの中に潜り込ませ、パンストの上から母さんのお尻を刺激していく。

強力な振動が伝わっている筈なのに母さんはじっと耐えていた。

僕がいくらお尻を刺激しても母さんは反応を示さなかった。

そうこうする内に電車が次の駅に着いてしまう。

その駅も降りる客は少なく、乗り込んでくる客の方が圧倒的に多かった。

その勢いに押されて僕は母さんから離れてしまったのだった。

元の位置に戻ろうとしても無理だった。

(くそっ!今日はこれで終わりか!)

仕方なくバイブレーターをポケットにしまい込み、心の中で舌打ちする僕だった。



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