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僕だけの母さん
第5章 主役
「あっ?奥さん、いったいどこに行ってたんですか?皆で奥さんの話題で盛り上がっていたんですよ♪」
母さんが皆の前に戻るや荒木という男が母さんに声をかけた。
「あ、ごめんなさい。ちょっと手が離せない用があって・・」
母さんは無理に微笑みながら慌てたようにほつれた髪を直している。
「おいおい、奥さんは主婦なんだぞ。主婦が忙しいのは当たり前だろ?」
母さんより先に戻っていた加藤が母さんに助け船を出した。
「そう、ですよね♪すみませんでした」
すっかり酔っぱらった感じの荒木という男が椅子から立ち上がって母さんに頭を下げた。
「いいんですよ。気にしないで下さい」
母さんはそそくさとその場を離れてキッチンでビールを出す用意にかかる。
つい先程、加藤の肉棒をくわえていたくせにまるで何事もなかったように振る舞う母さんだった。
そんな母さんを見ながら、父さんが優しく微笑んでいた。
皆は日付が変わると同時に帰っていった。
加藤もだ。
今日はこれで終わりだ。
ショッキングな母さんの行為を目の当たりにしてしまった僕は疲れて寝てしまった。
トイレに行きたくて夜中に目が覚めた。
目を擦りながら階段を降りていくと、何やら話し声が聞こえた。
(父さんと母さんかな?)
リビングを覗いてみると、そこに帰った筈の
加藤の姿があった。
(えっ?加藤がいる・・?何で・・?さっき帰った筈じゃ・・?)
驚いた。
加藤はリビングのソファに母さんと並んで座りながら何やら話をしている様子だった。
「脅迫状の件は・・いったい誰が・・?」
声を潜めながら母さんが聞いた。
「それは・・」
勿体ぶって加藤が間を取っている。
(まさか・・僕の名前を・・?)
勘のいい加藤が僕の名前を出すのではないかとヒヤヒヤした。
「脅迫状を送ったのは・・俺ですよ♪」
そう言って加藤がニヤニヤしながら母さんを見た。
「え・・?加藤さんが・・?」
母さんは信じられないといった様子で加藤を見返している。
「ちょっとした遊び心ですよ。だって刺激があった方が楽しいでしょ?」
加藤が言うと説得力があった。
「本当・・なんですね?」
念を押しながら、母さんはホッと胸を撫で下ろしていた。
母さんが皆の前に戻るや荒木という男が母さんに声をかけた。
「あ、ごめんなさい。ちょっと手が離せない用があって・・」
母さんは無理に微笑みながら慌てたようにほつれた髪を直している。
「おいおい、奥さんは主婦なんだぞ。主婦が忙しいのは当たり前だろ?」
母さんより先に戻っていた加藤が母さんに助け船を出した。
「そう、ですよね♪すみませんでした」
すっかり酔っぱらった感じの荒木という男が椅子から立ち上がって母さんに頭を下げた。
「いいんですよ。気にしないで下さい」
母さんはそそくさとその場を離れてキッチンでビールを出す用意にかかる。
つい先程、加藤の肉棒をくわえていたくせにまるで何事もなかったように振る舞う母さんだった。
そんな母さんを見ながら、父さんが優しく微笑んでいた。
皆は日付が変わると同時に帰っていった。
加藤もだ。
今日はこれで終わりだ。
ショッキングな母さんの行為を目の当たりにしてしまった僕は疲れて寝てしまった。
トイレに行きたくて夜中に目が覚めた。
目を擦りながら階段を降りていくと、何やら話し声が聞こえた。
(父さんと母さんかな?)
リビングを覗いてみると、そこに帰った筈の
加藤の姿があった。
(えっ?加藤がいる・・?何で・・?さっき帰った筈じゃ・・?)
驚いた。
加藤はリビングのソファに母さんと並んで座りながら何やら話をしている様子だった。
「脅迫状の件は・・いったい誰が・・?」
声を潜めながら母さんが聞いた。
「それは・・」
勿体ぶって加藤が間を取っている。
(まさか・・僕の名前を・・?)
勘のいい加藤が僕の名前を出すのではないかとヒヤヒヤした。
「脅迫状を送ったのは・・俺ですよ♪」
そう言って加藤がニヤニヤしながら母さんを見た。
「え・・?加藤さんが・・?」
母さんは信じられないといった様子で加藤を見返している。
「ちょっとした遊び心ですよ。だって刺激があった方が楽しいでしょ?」
加藤が言うと説得力があった。
「本当・・なんですね?」
念を押しながら、母さんはホッと胸を撫で下ろしていた。