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愛の調教バトル
第5章 初調教前夜・男の回想2

『ああ、私、本当に幸せ!
あの人は・・・いや、あの人なんて、軽々しく呼びたくない!
あのお方・・・そう!・・・その呼び方こそ、相応しい!
白馬の王子様を遥かに超えて、救世主ともいえる人なのだから・・・。
あのお方に救っていただいた私に何ができるかを、
このところずっと、考えている。
そしてたった今、思いついた。
あのお方が持っていらっしゃる一番すごい力。
多分私が最初に、その恩恵を受けさせてもらった力。
でもそれは、私以外にもそれが必要な何人もの女性を救う力。
あのお方と結婚するからといって、その力を私が独占するなんて、許されない。
結婚したら、あのお方のそのすごい力がそれを必要とする女性に広く及ぶように、
積極的に応援し手助けすることこそ、私の役割。
それを実行してこそ、妻という特別な地位に私が置いてもらえることに、
正当性が生じ、私は見知らぬ彼女たちに対して胸が張れる。
だから・・・
結婚したらあのお方に、悩み苦しんでいるM女さんたちを支援し救済するために、
何らかの手段で手を差し伸べるよう勧め、私も全面的に協力しよう!
それがあのお方の力で最初に救済され、妻という特別な地位まで与えてもらえる、
私にできる最大のことなのだから・・・』
読み終えてしばらく、私は驚きで声が出なかった。
「お読みになってみて、どうですか?」
「いやあ、翔子が私に感謝してくれていたのがよく分かって、すごく嬉しいけど、
これは明らかに買いかぶり過ぎだね。
俺は救世主どころか、白馬の王子にだって、とてもなれないよ」
「そんなことありません。あたしは結婚するって言ってくださったときも、
そして私に妻としての実感を与えてくださった今日も、
あなた様は救世主だと思いましたから・・・」
やれやれ、この姉妹はそろいもそろって感謝し過ぎで、
偶像崇拝の傾向もあるようだと、私はあきれていた。
「私、これを読んですごく感激しました。
そして幸運にもあなた様の妻にしてもらえたのですから、
本来妻になる人だったお姉ちゃんの遺志を、受け継ぎたいです。
だから、悩み苦しんでいるM女さんたちを支援し救済するために、
方法を考えて手を差し伸べてください、私全面的に協力します!」
あの人は・・・いや、あの人なんて、軽々しく呼びたくない!
あのお方・・・そう!・・・その呼び方こそ、相応しい!
白馬の王子様を遥かに超えて、救世主ともいえる人なのだから・・・。
あのお方に救っていただいた私に何ができるかを、
このところずっと、考えている。
そしてたった今、思いついた。
あのお方が持っていらっしゃる一番すごい力。
多分私が最初に、その恩恵を受けさせてもらった力。
でもそれは、私以外にもそれが必要な何人もの女性を救う力。
あのお方と結婚するからといって、その力を私が独占するなんて、許されない。
結婚したら、あのお方のそのすごい力がそれを必要とする女性に広く及ぶように、
積極的に応援し手助けすることこそ、私の役割。
それを実行してこそ、妻という特別な地位に私が置いてもらえることに、
正当性が生じ、私は見知らぬ彼女たちに対して胸が張れる。
だから・・・
結婚したらあのお方に、悩み苦しんでいるM女さんたちを支援し救済するために、
何らかの手段で手を差し伸べるよう勧め、私も全面的に協力しよう!
それがあのお方の力で最初に救済され、妻という特別な地位まで与えてもらえる、
私にできる最大のことなのだから・・・』
読み終えてしばらく、私は驚きで声が出なかった。
「お読みになってみて、どうですか?」
「いやあ、翔子が私に感謝してくれていたのがよく分かって、すごく嬉しいけど、
これは明らかに買いかぶり過ぎだね。
俺は救世主どころか、白馬の王子にだって、とてもなれないよ」
「そんなことありません。あたしは結婚するって言ってくださったときも、
そして私に妻としての実感を与えてくださった今日も、
あなた様は救世主だと思いましたから・・・」
やれやれ、この姉妹はそろいもそろって感謝し過ぎで、
偶像崇拝の傾向もあるようだと、私はあきれていた。
「私、これを読んですごく感激しました。
そして幸運にもあなた様の妻にしてもらえたのですから、
本来妻になる人だったお姉ちゃんの遺志を、受け継ぎたいです。
だから、悩み苦しんでいるM女さんたちを支援し救済するために、
方法を考えて手を差し伸べてください、私全面的に協力します!」

