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愛の調教バトル
第2章 初調教前夜・少女

明日はいよいよ、待ちに待った、初めてのご調教の日。
ご主人様は、私を自殺願望から解放し、私の悩みのすべての原因を解き明かし命を救ってくださった、どんなに感謝してもし足りないと心の底から思う、恩人中の大恩人!
その感謝の印として、精神も肉体もそのすべてをご主人様に捧げる気持ちは、もちろん
ありあまるほどある。
でもそのために、私はご主人様に奴隷にしてくださいと、お願いしたんじゃない。
第一ご主人様は過ぎるほどにご謙虚で、あれほど手を尽くして私を救ってくださったにもかかわらず、「そのことで恩に着られたりしたらジンマシンが出る」とまで、おっしゃるのだ。
そして「それでは、私の感謝の気持ちのやり場がありません」と食い下がっても、「それなら家の庭に穴を掘って、その穴にむかって感謝の言葉を叫んだらいい。そうするとそのうちに『感謝の木』生えてきて育ち、風が吹くたびに感謝の気持ちが世界中に広まるかもしれないよ」なんで、もう噴き出して笑うほかほどコテンパンに、私をやりこめてしまわれるのだ。
そんなご主人様の事だから、私が救っていただいた感謝のつもりで「身も心も捧げたいから、奴隷にしてください」とお願いしたとしても、到底受け容れてくださるとは思えない。
それどころか、「アナフィラキシーショックを起こしてで寝込むかもしれないようなことは、言わないでくれる」というような、脅す言葉さえ、返ってきそうな気がする。
しかしそういうことで、感謝の気持ちの方は一応封印しておくにしても、それでもどうしても、ご主人様の奴隷になりたいという気持ちは、少しも衰えはしない。
それは、あの日御主人様が導いてくださったお蔭で、私の心に大きな二つの転換が起きたからだ。
ご主人様は、私を自殺願望から解放し、私の悩みのすべての原因を解き明かし命を救ってくださった、どんなに感謝してもし足りないと心の底から思う、恩人中の大恩人!
その感謝の印として、精神も肉体もそのすべてをご主人様に捧げる気持ちは、もちろん
ありあまるほどある。
でもそのために、私はご主人様に奴隷にしてくださいと、お願いしたんじゃない。
第一ご主人様は過ぎるほどにご謙虚で、あれほど手を尽くして私を救ってくださったにもかかわらず、「そのことで恩に着られたりしたらジンマシンが出る」とまで、おっしゃるのだ。
そして「それでは、私の感謝の気持ちのやり場がありません」と食い下がっても、「それなら家の庭に穴を掘って、その穴にむかって感謝の言葉を叫んだらいい。そうするとそのうちに『感謝の木』生えてきて育ち、風が吹くたびに感謝の気持ちが世界中に広まるかもしれないよ」なんで、もう噴き出して笑うほかほどコテンパンに、私をやりこめてしまわれるのだ。
そんなご主人様の事だから、私が救っていただいた感謝のつもりで「身も心も捧げたいから、奴隷にしてください」とお願いしたとしても、到底受け容れてくださるとは思えない。
それどころか、「アナフィラキシーショックを起こしてで寝込むかもしれないようなことは、言わないでくれる」というような、脅す言葉さえ、返ってきそうな気がする。
しかしそういうことで、感謝の気持ちの方は一応封印しておくにしても、それでもどうしても、ご主人様の奴隷になりたいという気持ちは、少しも衰えはしない。
それは、あの日御主人様が導いてくださったお蔭で、私の心に大きな二つの転換が起きたからだ。

