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愛の調教バトル
第2章 初調教前夜・少女
 一つは、あの劇的な救済劇の日以来、私がご主人様のことを好きで好きでたまらなくなってしまったことだ。

 もちろんあの日の前からも、私はご主人様が大好きだった。

 すっごく優しくて物識りで、この上なく頼りになるオジサマとして・・・。

 でもあの日、私の話を聞いて、私を悩ませていたトラウマと心のもつれ問題を、一つ一つ分析し的確な推理を働かせて解き明かし、ものの見事に解決してくださるのを目の当たりにしているうちに、すっかり魅せられてしまい、私はご主人様が好きで好きで堪らなくなった。

 御主人様による私の自殺願望からの救出は、

まず突然両親を事故で失ったことで、悲しさのあまり私が後を追って死にたいと気持ちを抱くのは、それまで優しい両親の元で一人っ子で幸せ一杯に育ってきてまだ小学五年だった私にとっては、いたしかたないこととと理解を示してくださった上で、

 しかし両親は、死ぬ時も死んでからも、私が生きて幸せになること切に望んでいたはずであること、

そしてその両親の私への思いが愛の命綱として働き、中学生になって悪夢を観るまで、自殺願望を封印してくれていたにちがいないこと、

さらに自殺は、する本人は気付いていないけれど、残されたその人を愛する人の心をいつまでも傷つける、「忘れ物の凶器」になってしまうことまでを、

的確な質問で導きながら、私が自らそれに気づかせてくださるという、それはそれは見事で、完璧なものだったのだ。



 そこで、残った悪夢のことはお互い家に帰ってからメール交換で解決することになって喫茶店を出る時には、私の心の中でご主人様は、それまでのように素敵なオジサマから、恋い焦がれる男性に転換していた。


 だから喫茶店から出て下るエレベーターに乗ったとき二人きりだったので、私は堪え切れなくなり、「あのう、抱きついてもいいですか?」と、おねだりをしてしまった。

 ご主人様は、「それは、光栄だね」と快く受け容れてくださり、そっと抱き寄せて優しく髪をなでてくださった。

 それが嬉しくて、しがみつくようにギュッと抱きついた。

 そしてそのとき、お腹のあたりにご主人様の股のふくらみの感触を感じとった。

 私は胸がドキドキするのを感じつつも、この接触の快感をもっともっと味わいたくて、さらにご主人様に体を押し付けていった。、

 



  



 
 
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