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第6章 初調教・羞恥の涙

でも、困ったのは、綿棒！

そのまま描くとどうして卑猥な感じになり、描かないと嘘になる。

さて、どうしよう！


あ、いい考えが閃いた。

こう、ほんの少したわませて、わずかに端を細く、中ほどを太くし、

ちょっぴり捩じった感じになるように、薄く斜線を書き加えると、

ほうら、奥の院の前に張られたしめ縄のようになった。



これで、ほぼ完成なんだけれども、今一つ物足りない。

私の想いをお伝えする強力な印象を与えるものが、一つほしい。

うーん、どうしたらいいだろう？


あ、そうだ！私の救いの主は、ご主人様だ！

心の中でご主人様におすがりしよう！

ご主人様！どうか、あなた様の仮免牝奴隷に、何かアイデアをお与えください！）

　・・・・・・・・・


♀♀（あ、ご主人様のお顔を思い浮かべてお祈りしていたら、

おつゆがこぼれて、つーーっと垂れてきちゃった。


あっ！そうだ、これよ、これ！

これを描けば、決め手になるわ。

ほら、こうして、おつゆが一筋垂れているのを描いて、

それにキラリと光る星を書き入れれば、私の想いが鮮明に表せる。

ご主人様とここで結びつきたいという想いと、

助け舟を出していただいて、涙がこぼれるほど嬉しい想いを！



ご主人様、ありがとうございます。

お陰様で、デッサンが完成しました）



　　
　　


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