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イかせ屋…2
第5章 その男、強引につき…
昌さんが竹林を見上げる。
日が暮れて、暗闇になる竹林は女性1人だとちょっと怖いと感じる。
だから昌さんにしがみつく。
私の怯えを感じたように昌さんが私を抱く手に力を込める。
「梓…。」
そんな囁きと共にキスをする。
ザワザワと凄い音で竹林が鳴き続ける。
頭が少しぼんやりとする。
!?
こんな場所で!?
と思った。
いつの間にか昌さんの手が私の着物の合わせの中へと入って来てる。
口はキスで塞がれたまま腰を抱く手がしっかりと抱き上げてるから身体が動かせない。
昌さんの手はそのままダイレクトに私の股間へと触れて来る。
「っ…!?」
いつもよりも荒々しさを感じる。
夕べ、しなかったから?
股間の割れ目を押し開くようにして昌さんの指先が入って来る。
少しキスが離れる。
「昌さん…、やだ…。」
こんな所に誰かが来たら…。
そう思うのに昌さんの指先は容赦なく私の中に挿って来て、中を掻き回しながら陰核を刺激する。
「いやっ…!」
さすがに拒否しようとした。
その拒否を許さないようなキスが続く。
ザワザワと鳴く竹林の音の中でぬちゃぬちゃと私が濡れる音がする。
昌さん…?
いつもなら私が本気で嫌だと言えば止めてくれる人。
女性が絶対優先の人…。
なのに今は荒く強引に私を感じさせて来る。
千年の音の中で千年という重さを私の身体に刻みつけるような愛撫…。
頭が完全に真っ白になる。
クイッと私の中でGスポットが押される。
足がガクガクと震え出す。
イクッ…!イカされちゃう…!
「っんー!んふっ…、んぁぁっ!」
腰から下がビクンビクンと派手に痙攣を見せる。
立ってられない感覚。
いとも簡単にオーガニズムへ導かれる。