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イかせ屋…2
第6章 その男、王子様につき…
本当に普通の彼氏とはかなり感覚が違うと感じる昌さんに笑っちゃう。
ほとんど当たり前のように毎日一緒に居るのにクリスマスだと言うだけで、こんな演出をサラリとしてくれる人って世の中に居る?
きっと結婚しても、こういう事をサラリとしてくれる人…。
だから昌さんの為にシャワーを浴びて身体の手入れを念入りにする。
無駄毛は許さない。
肌荒れをしないように身体中にオイルとクリームを塗る。
股間は特に念入りなお手入れを施す。
ツヤツヤ可愛いパイパンまんこ!
綺麗になったら彼のプレゼントである下着を付ける。
うわぁっ!?
このパンティ…。
クロッチがない!?
薄いピンクのレース…。
白のリボンの飾り。
でも、クロッチがないからパイパンまんこの膨らみがモロにパンティからはみ出し中。
その上に同じレースで出来たピンクのガーターベルトを装着する。
白の網タイツ。
こんな下着は初めて…。
鏡に映る私って、かなりやらしい姿をしてる。
ブラジャーは無し…。
だって、タイトな紺色のセクシードレスは背中から腰のギリギリまでが開いてるドレスなんだもん。
タイトスカートのスリットが深ーい!
うなじと腰をリボンで止めるだけのドレスは歩き回るとスルリと脱げちゃうかも不安になる。
とにかくドレスに合わせてお次はメイクと髪のセットをする。
いつもは背中にかかるストレートな髪をコテで巻いてカールをさせれば左肩の方へと寄せる。
左胸にカールされた髪が流れ落ちる。
紺色のピンヒールに白のパーティーバッグ。
完璧なセレブな姿に変身した私が鏡に映ってる。
田舎者がシンデレラになる瞬間。
昌さんは私の魔法使い。
そして今夜はきっと、私だけの王子様になってくれると期待に胸が膨らむ。
今夜は素直にならなくちゃ…。
そう考えた瞬間、この部屋の鍵を持ってる人がわざわざインターホンを鳴らす。