この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
SSS
第6章 たとえ貴女に逢えなくても



真っ白な馬に跨って。

その上



’この闘い、お前達は勝てる’



そうまで言い切ったのだから。







「いや……兎に角、儂らはやはり神に護られているということだな」

「……」



その言葉にガロもリーも一瞬眸を曇らせたが、他の長たちに倣い何も言わなかった



「…皆、疲れているだろう。明日は模擬戦もある。今日は解散にするまいか」



ガロの言葉に全員が唸るように賛同し、ばらばらとその場を離れる

リーも最後にテントを出ると、自分の一族が待つところへと足を向けた



「ねぇほら……リーに見つかるわよ」



一つのテントの裏に差し掛かった時、男女の囁くような笑い声が聞こえてきた



「ハァ……」



潜めている声から、自分の親友なのだとすぐ分かる



「もう見つかってるぞ」



その場で呆れたように空を仰ぎながら、隠れる二人に声をかける



「やべ…」

「だから言ったのに」


/116ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ