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SSS
第7章 海の中のそのタダ中で
自分でも初めて知った
今までは専らレオンと娼館に行く時くらいにしかしっかり女を抱かなかった
その際にしろたまの休日にしろ、有事があればすぐに動けるよう酒は程度を弁えていたのだ
“…っ……タガが外れていたのは俺の方か…”
ヤる気など全くないのに、勝手にアソコが反応してしまう
「レオン、これ以上はよせ……っ」
首からさらに下へと責められそうになったところで、力の抜けた声で必死に嘆願する
「……」
だがレオンの頭はそのまま下へと下りてゆき–––
ゴトン
鈍い音を立てて床へと転がった
「……」
「ス-…」
“……こいつっ”
絶対に寝床になんて連れて行ってやるものかと、ミゲルは元主人を放置して足音荒くその場を立ち去った
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「……よう」