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変態センセイの愛人
第7章 教えて、センセイ
「これはまだ外せません……。だめですか……?」
「女除けかと思って付けているといたけど違うんでしょ。もう事情は分かったから、私といる時は外して欲しいの」
「どうしても……?」
「ええ。彼女からしたら嫌に決まってるでしょ」
私がそう言うと北大路さんは私に背中を向けてプリンターが置いてある方へ歩いていった。
印刷した名刺を先生の目で見てから私に微笑み掛けるけど、避けられたようでモヤモヤした。
「……ばっちりですね。今日はこれで終わりましょう。電気を消しますので帰り支度をしてくださいね」
「まだ話が終わってないわよ」