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変態センセイの愛人
第2章 先生
どこかで偶然に会えたらいいのに……っと思いながら一ヶ月が経過した頃。
今まで昼から出勤していたけど、朝から夜までに変わった。
慣れない早起きが続き、作るのが面倒になった朝ご飯をモックで食べてから職場へ向かおうとすると目を疑った。
発見したのは北大路さんに似た人。
毎日想っていたから姿を覚えている。
またドキドキした気持ちが蘇りながら遠くから様子を見ていると、二階建ての会社のような建物に入って行った。
姿が見えなくなってから、その建物に近づいてこっそり会社の看板を確認する。
するとそこは“パソコンスクール”だった。
ここに通っているんだろうか。
パソコンに詳しそうだったから、きっとさらに勉強しているに違いない。
決めた。
私もここのパソコンスクールに通う!
そうすれば会って話すことができるかもしれない。