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変態センセイの愛人
第2章 先生
本当は愛し合える以外どうでもいい。
そこまで性的なことに快楽を求めているわけでもない。
「えっ……。有村さんって結構大胆な人なんですね。彼氏がいたらこんなこと聞いて失礼ですね」
「彼氏はいないわ。もう何年もそう言う事をする相手さえいないからすごく寂しいの」
我ながら何を言ってるんだ、私。
これではただの欲求不満女じゃん。
「そうなんですね……」
こんな話をしてしまったせいで呼吸が苦しくなるほど胸が高鳴る。
先生と生徒としての関係からじゃなくて、友達から始めれば良かった。
ふしだらな女だって思われて嫌われないかな……。
不安になりながら目を合わせてみると、修理に来てくれた時と同じように優しく微笑んでくれた。
「……オレで良かったら相手をしましょうか?」