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変態センセイの愛人
第5章 デート
「にゃ~ん」
「この子、すごく可愛いですよ!」
失礼だけどこうやってみると先生というより大学生のようだ。
猫と戯れて無邪気にはしゃいでいるこの姿が本当の姿なんだろう。
こういう所も可愛い……。
「私の方には猫が全然寄って来ないんだけど……」
「あ、この子は人懐っこくて大人しいからいいんじゃないですか?」
そう言って撫でていた猫を私の膝にそっとのせてくれた。
私もやっと猫を撫でられた……!
しかし喜びは束の間で、その猫はじっと私の方を見た後に北大路さんの膝の上に戻って行った。
「なにこの小悪魔みたいな猫!」