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変態センセイの愛人
第5章 デート
私から気まずそうに視線を逸らす北大路さん。
あっさりと受け入れてもらえなかったからこっちもハラハラして本当は既婚者なのかと疑ってしまう。
「それはありますよ!」
「なっ……」
――――開き直った!?
「部屋が散らかっているので恥ずかしいんです。とてもじゃないけど女の子を呼べるような環境じゃないんで」
それって奥さんがいるから家に近づけたくないってこと……?
でも負けない。真実を知るためにもう一歩踏み込んでやる。
「だったら私が綺麗に片付けるわ。こう見えてもきっちりしてる方だから」