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変態センセイの愛人
第6章 甘えて……


北大路さんの家にお邪魔するとダンボールの山がたくさんあった。


「全然綺麗な方じゃない……」

大量のダンボールがなければの話だけど。


「なかなか整理する時間がなくて引っ越してきてからずっとこのままなんです」


人一人が通れる隙間を進んで部屋に辿り着いたけど、そこもダンボールだらけ。

置いてないのは歩くスペースとベッド、テーブルの上だけだった。

どう見ても二人で生活できる環境ではないし、一人暮らしをしていると判断していいようだ。


「足の踏み場がないですし、とりあえずベッドにでも座って休んでください」


「分かったわ。ありがとう……」

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