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本の夢…
第3章 秘密の恋
おばあちゃんの家に帰ると叔母さんが気不味い顔をする。
おばあちゃんは開き直っていた。
「大体の事は夢にもわかったろ?だから夢はもっと勉強をして大学に行って1人でも生きて行けないとダメなんだから、もっとしっかりしなさい。」
おばあちゃんの言葉に言い返そうと思ったけれど止めた。
先生との秘密の恋だから…。
ちゃんと勉強はするもん。
1人じゃないもん。
1人でも大丈夫だとおばあちゃんに言って次の日には誰も居ない自分の家に帰った。
先生に借りた本を読む。
初めて股間がヌルッとした。
先生をイメージして自分の股間を触ってみた。
チュク…
音がした。
これが濡れるって事?
恋をすると濡れるの?
じゃあ、先輩とは恋をしてなかったんだ。
先生となら恋をするんだ。
いっぱいドキドキとする。
チュク…チュク…
音がするたびに小さなおっぱいが痛くなる。
おっぱいにも触ってみた。
「っんふぅ…。」
本に書いてあるみたいな声が出た。
気持ちいいかも?
でも、まだよくわかんない…。
早く始業式になって欲しかった。
始業式の日、始業式が終わり次第に学校の図書館へと向かった。
今日は冬休みに貸し出した本の返却だけ受け付けるからお昼までしか図書館が開いていない。
本の返却をして新しい本を借りる予定だった。
「これを…。」
先生が新しい本を貸してくれる。
それは歴史の本だった。
厳密にはイギリスのエリザベスって女王様の生涯を描いた本だった。
ちゃんと学校の勉強をする約束だから、そういう本も読みなさいって意味だった。
本にメモが挟んである。
『2階で待ってなさい。』
先生の秘密のメッセージ…。
先生の仕事が終わるまでその本を読みながら2階で待っていた。