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本の夢…
第9章 海よりも…
白くて小さなお城みたいなホテルに先生が車で入る。
無人案内のパネル…。
先生が無言で部屋を選ぶ。
エレベーターに乗ってその部屋に向かう。
2時間しか時間がない。
部屋に入るなりワンピースを脱いだ。
「来て…。」
ベッドに座って足を少し開いて先生を挑発するように言ってみる。
本に書いてあった大人の女の人が男の人を誘うシーンの真似をした。
先生が目を見開き、喉を鳴らす。
「そんな誘い方をどこで覚えたんだ?」
「先生が貸してくれた本…。」
「他の男にはするな。」
「先生だけよ。」
シャツを脱いでパンツだけになった先生が私の身体に身体を重ねて来る。
ブラジャーもパンティも剥ぎ取られて全裸が先生に晒される。
先生のパンツを私が下ろす。
「付けてくれる?」
私の胸を舐めて股間の愛撫をしながら先生が私にコンドームを握らせる。
震える手でゴムを先生の勃起したおちんちんに装着すると海の中でしたみたいに先生が私を抱っこした。
「夢が挿れて…。」
私の乳首を吸い上げて先生が私に甘えて来る。
ゆっくりと腰をスライドさせるようにして先生のおちんちんを私の中へと引き込んでいく。
「んあぁ…、先生…。」
「痛くない?」
「全然…、気持ちいいの…。」
危ないくらいの快感。
その気持ち良さに溺れて行く。
ぬちゃぬちゃと音をさせて私の腰が勝手に揺れ動く。
先生の上で踊るようにして動き続ける。
「いいっ!先生…、深い…。奥が一番…、気持ちいいの。」
「好きなだけ感じていいよ。」
優しく頬にキスをしてくれる。
先生との僅かな快楽に身を委ねる。
次はクリスマスまで先生とは繋がる事が出来ない。
だから、この一瞬を大切にすると決めた。
愛は我慢であり貪欲なものだと私の身体は先生を飲み込み続けて悦がり続けるだけだった。